社内検定とは
社内検定とは、個々の企業や団体が、そこで働く労働者を対象に自主的に行っている検定のことです。
磨き屋シンジケートの社内検定は、厚生労働省が定める基準を満たしており、技能振興上奨励すべきであると認められ、厚生労働大臣の認定を得ています。
社内検定実施への経緯
1970年をピークとした金属バフ研磨業は、事業者数が減少の一途を辿っています。しかし、バフ研磨の需要は無くなることはなく、むしろ担い手が少なく困っている現状です。
磨き屋シンジケートでは、新たな担い手育成の一環として社内検定の導入を考えました。社内検定を通して研磨の知識、技術を習得し、また得られた等級を技術力の証として各事業所にて有効活用してもらいたいと考えています。
社内検定導入のメリット
事業所としては…
- 従業員の技術力の向上や、従業員の評価の指標
- 顧客へのPR(社内に質の高い技術者がいる、ISO等中小企業では取得の難しい規格の代わりに、第三者(厚生労働省)からの認定された検定合格者を有しいることで、品質や従業員育成への取り組みとしてPRできる)
個人(受験者)としては…
- 知識、技術の向上、モチベーションアップの一貫
- 業界内での職人としての地位向上
バフ研磨はその技術が確立されているためか、教科書や文献がほぼ存在していません。
また取り扱っている製品が事業所毎に多種多様なため、同じ研磨業でも、求められる技術は多岐にわたります。
しかし、全ての基本は同じであり、「バフを使用して金属を磨く」ことに変わりはありません。
磨き屋シンジケートの社内検定では、学科試験では㈱光陽社と共同で、今までおよそ口伝のように伝わってきた内容を一冊の本に体系的にまとめあげた教科書を使用し、その知識が身についているかを試験します。
実技試験では、シンプルなようで難しい平面への研磨を基本であるステンレスと、応用として非鉄金属への研磨を行い、制限時間内に研磨指示通りに研磨が行えるかを試験します。
バフ研磨を行える人物が求められる昨今だからこそ、知識と技術をしっかりと根付かせ、末永くバフ研磨を求めているお客様へ対応していくことが必要だと思います。
そのために、現在唯一無二の金属バフ研磨の資格である磨き屋シンジケート金属バフ研磨社内検定を利用してみませんか?