08.1/17 磨き屋シンジケートが磨いたピカピカの車が三条燕地域リサーチコアで展示されています!
国立科学博物館新潟県県央地域地場産業振興センター新潟県三条地域振興局のご協力でピカピカの車を三条燕地域リサーチコアに展示しています。

◆なんで?車を磨いたのか・・?

中小企業の技術を国民に広くPRする目的で国立科学博物館の主催で「ものづくり展」が2007.1月に開催されました。そのときに国立科学博物館から依頼されて磨いたものです。新車のスバルR1の塗装を剥離し、磨き上げ、クリアコーティングしました。
自動車のボディーに使われている高張力鋼板は磨いても光りにくく、自動車メーカーからも「磨いて光らせるのは難しい..」と言われていました。
実はこの依頼が来たとき最初「磨けないです!」とお断りしましが「だめでもいいからチャレンジしてほしい」と国立科学博物館から言われました。「そこまで言われて断ったら燕の名折れになる」ということで引き受けました。
車のボディーに使われている材料は錆に弱く、手早く作業する必要がありました。年末年始にかけて1週間ほどで作業を行いました。板厚は1ミリに満たないもので、ペコ(凹み)を出さずに光らせるのは燕の磨き技術あってこそのものです。
ものづくり展ではこのピカピカの車は話題を独占し、燕の技術の高さを全国へ知らしめました。
 
 

 

 

磨く前の車
H18.12.19(有)平特殊研磨工業に新車のスバルR1が届きました。国立科学博物館の方々も来て、自動車を磨くことになりました!
←磨く前の車です。
塗装を剥離
まず、塗装の剥離が、この加工のネックになっていたのですが、たまたま出合った五十車体工業さんからパーツの分解〜塗装の剥離を請け負ってもらいました。車体からははずせる部品は全て外して、塗装もきれいに剥離してもらいました。
研磨作業
塗装を剥離した後のボディーは表面の凹凸が大きく、磨き作業は困難を極めました。また、鉄に亜鉛と炭素が含まれている高張力鋼板を磨くのはみんな初めての経験です。みんなでいろいろな工具や研磨剤を持ち寄り試行錯誤しながらの作業でした。
大原研磨で磨き
ドア・フェンダー・ボンネットは椛蛹エ研磨で仕上げの磨きをしました。大皿磨きの要領でワークを手で持ちながらの作業です。ひとりでもてない物は3人がかりで作業しました。
動画(AVIファイル約4MB)
磨きあがった車
磨きあがった車を天気のいい日に再び五十車体工業に持ち込み、組立て〜クリアコーティングを施しました。完成した車の前で記念撮影しました。
今回この車の加工に当たったのは↓
(有)平特殊研磨工業
(株)大原研磨
古関研磨工業
田中研磨工業
長谷川研磨工場
山崎研磨工場
(有)小林研磨工業
長沼工房
(有)RK
五十車体工業
燕商工会議所(事務局)
国立科学博物館
無事国立科学博物館に搬入しました。国立科学博物館から作業者と会議所事務局はものづくり展に招待され、展示されている車や他の企業の出展を見学しました。
ご近所の底力
H19.2.26NHK総合テレビ「難問解決!ご近所の底力」で磨いてる様子が特集されました!
燕市磨き屋一番館
ものづくり展終了後、国立科学博物館のご厚意で、ピカピカの車を無償で貸してもらいました。当初はH19.4.25に竣工した「燕市磨き屋一番館」に展示しました。来館者には非常に好評でした。でも、もっと多くの人の目に触れさせたいと思い、新潟県三条地域振興局に相談したら、JR燕三条駅に展示していただけることになりました!
JR燕三条駅での展示
H19.8.28〜H20.1.17までJR燕三条駅のご協力で2階コンコースに展示していただきました。
新潟県県央地域地場産業センターのご協力で三条燕地域リサーチコアに引越ししました!
   
 
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